代表挨拶
『ゴールキーパーのみなさんへ』
初めまして。北海道GKスクール代表の垣内嘉弘です。
皆さんはゴールキーパーをどんなポジションと考えていますか?
きっと、ゴールを守る(相手からのシュートを止める)ことが第一に思い浮かぶでしょう。それももちろん大事なことですが、ゴールキーパーの本当の役割は『自陣にボールを運ばせない=戦術的コーチングで的確なポジションに味方を配置すること』が重要だと私は考えます。そのために、ゴールキーパーというポジションはチーム内で最も『賢く』なければならず、『信頼』『リーダシップ』『コミュニケーション能力』『身体的能力』『技術ベース』『メンタル』『闘争心』『キャラクター(個性)』等がチームで1番であることが求められます。
ぜひ一緒にスキルアップを目指し、ゴールキーパーを楽しみましょう。
『保護者の皆様へ』
GK選手の保護者の方へ伝えたいことは、才能はみんなに平等ではないということです。
ですから、GKとして日々努力をしているお子様のひとりひとりの成長を応援してあげてください。
育成年代は、身体的・コーディネーション的に大きく違いが出てしまいます。しかし、ゴールキーパーというポジションはトレーニングをやればやるだけ上達するポジションです。努力する・勇気を持つ・失敗を恐れない。才能では計れないものがゴールキーパーというポジションには必要不可欠であり、私たちはそういった個性にアプローチしております。
ゴールキーパーは責任が重くのしかかるポジション。ミスをしてしまうと失点につながってしまう=チームの仲間やコーチから「何やってるの?ちゃんとやってよ!」と言われる回数が他のポジションよりも多くなってしまい、ゴールキーパーを嫌いになってしまいます。
しかし、本来ゴールキーパーの子供達だけが責任を被る必要は全くないのです。これは、正確な技術や戦術を指導していない大人の責任なのです。
北海道GKスクールの考え方は、『サッカーを楽しむこと』『ゴールキーパーを楽しむこと』を大前提に置くこと。楽しみから充実感が生まれ、そうすれば自然と選手たちは向上心を持ってサッカーに打ち込めると私は考えます。
北海道GKスクールでは、1人でも多くゴールキーパーへの悩みを持った選手たちを助けてあげたい、そして「ゴールキーパーをやってよかった」と心から思えるようになって欲しいと願っております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
北海道GKスクール代表 垣内嘉弘